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始末をつける。

日本人の美徳の一つに  

「立つ鳥跡を濁さず」  「有終の美」

という言葉にあるように

始末をつける

美 というものがあります。

最後をきちんと 挨拶したり、始末をする人は
案外少ないものです。

始末と言えば・・・・・

結婚して、4年目でしたかね・・・・

夫の実家から近い処に
マンションを購入して、
引っ越しのさなか

義母が脳卒中で倒れまして、
6年間入院の後に
亡くなりました。

夫の実家は 義母が倒れたまま
誰も 後かたずけすることもなく
そのまま・・・
 
3年が過ぎ 6年目に葬式を出し、
それから10年目に・・・

義父一人の生活が10年ともなりますと
女性のいない家は 
荒れてしまって、
義父もやる気がすっかりなくなったのか
縁は閉めたままで、家は暗く。
庭の手入れもしないまま
草はぼうぼう生えっぱなし

だあれも 亡き義母の後かたづけをしない。
義父はしない。
娘もしない。
どうやら・・・私がするしかないんだと
決意して・・・長男の嫁の役割
かもしれないと・・・
かたずけ始めました。

義母は商売を長年してきて
当時はかなり羽生っていましたよね。

物を沢山持っていた人で
どうやら仕事のストレスを
高価なバッグや着物を買うことで
解消していたらしく・・・

それはそれは
沢山の遺品を処分するのが
たいへんでした。
物の無い時代に
物欲が支配していて、
世の中登り調子でしたし・・
時代性があったと思います。

遺品をかたづけて
家の手入れをするのに・・
二年間かかりました。

その間 学ばせていただいた事が
かなりあります。

毎週毎週ゴミ捨てを手伝っていた
娘が

「お母さん 物は要らないんだね・・・」
って つぶやきました。

ホントにね。。。。

娘にもたいへん勉強になったと
思います。

結婚することで
義母との関わり合いが
人の人生の始末まで
する責任を負う立ち場
になるとは・・・

深い絆のあるご縁なのだと
つくづく思います。

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