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２００９年に私が結婚相談所マゼンダ開業した頃の話、当初のお見合いは、必ず相談所（仲人）が同席して紹介し、３０分ほど世間話といいますか、2人の緊張をほぐしまして、それから「お二人だけで〜」というような形のお見合いが主流でした。

当時は、仲人さんも含め分のお茶代を男性が当たり前のように負担していたわけですが、、今はそんなことはなくなりました。

ネット社会になり、会える異性の数も増え、スピードが早くなりました。カジュアルになってきたお見合いは、良い面も悪い面もあります。

今回は、現代のお見合い・交際をどう攻略して結婚していくのかをお伝えします。

結婚相談所での婚活とは

皆さんは、お見合いに対してどのようなイメージをお持ちですか？

よく言われるのは、敷居が高いとか、堅苦しいなど、、のイメージを持たれている方が多いようですが、時代とともにシステムやルールもどんどん変化していっています。

現在の結婚相談所での婚活の流れ

１、お見合い

双方がもう一度会いたいなと思ったら、翌日電話番号を交わして

２、交際

双方が結婚に対して前向きになったら

３、真剣交際

結婚後のことなどを話しすり合わせていって お互い納得した上で

４、婚約（ご成婚退会）

今と昔のお見合いの違い

冒頭でお話したように、１２年前のお見合いは、相談所（仲人）が同席して紹介し、３０分ほど世間話をして、それから「お二人だけで～」というような形のお見合いが主流でした。丁寧で落ち着いていましたね。

しかし徐々に、関東から伝わった大手の結婚相談所のやり方が主流になり、今は仲人の同席はおろか、お引き合せ（立会い紹介）にもこない相談所がほとんどになりました。

※マゼンダは今も変わらず立会い紹介をしています。それは、会員がこれから交際、もしくは婚約するかもしれない方を見ておかないとアドバイスしにくいからです。この一手間が、成婚率が高い理由の一つです。


また、昔は基本一人づつお見合い・交際を丁寧にしていくスタイルでしたが、今は、複数の方とお見合いや交際をしていき、１人に絞っていく。要するに、真剣交際に入るまでは自由に会えるスタイルが主流となってきました。

これに関しては、結婚相談所に入会すると今の時代、全国、全年齢（下は２０代後半～７０代以上）を対象に出会いがたくさんあり、ライフスタイルも多様化したので、パートナーを探す上では、ある意味時代に合っているのかもしれません。

しかし、婚活アプリほどではありませんが粗雑さも感じられますよね。

現代の婚活の攻略術

現在の婚活は、出会いの重みがなくなっているというのでしょうか。

お見合いや、交際中にも関わらず「他にもっと良い誰かいるかもしれない～」と勘違いしていき、目の前にいる方を理解しようと一途に努力したり、深堀りする前に「この方はこんな人だから自分とは合わない」と決めつけていく傾向があるようです。


人の深みや言葉の奥底にある考えは、しっかりコミュニケーションをとっていかないと なかなかわからないものですよね。

マゼンダ会員の活動を見ていると、落ち着いてお見合いをしていき、そんなに簡単にお断りもしないで、焦る事なく活動をしている方が、結局はお相手をみつけて結婚していかれています。

成功した婚活の体験談

マゼンダ開業１２年の間に、一つ一つの縁組が忘れられない思い出としてあります。私の思い出の宝石箱から一つ「４１歳女性（会社員）のMさんのお話し」をご披露しますね。

初めてのお見合いでゴールインしたカップルのお話

彼女は、久留米から個人無料相談に来られました。

本当におっとりした女性でしたが、顔色悪くて痩せていて「体調が悪い」とお話されてたので不健康なのに、正直 結婚まで行き着くか心配していました。

なので、最初は 健康について、食事の取り方やストレスから心を守る方法、サプリメントのお話をしたものです。

高校卒業後ずっと同じ会社に勤めていたので、仕事を任されて負担があり、そのストレスが凄いようでした。


お見合いの申し込みがあっても慎重でなかなか応じられないので、一度、マゼンダサロンにきてもらい、一緒に男性のリストをみました。

九年ぐらい前で、今よりお見せできるリストが少なかった時代です。数人の中から、彼女が「この人に会いたい」と、選んだ男性は、彼女より収入が１００万円ぐらい少なくて、私は「エッ？いいの？」って思わず言ってしまいました。

そしたら～ナント！その一回目のお見合いのお相手とゴールインしたのです。男性も M子さんが初めてのお見合い相手でした。


お見合い後交際に入って、２ヶ月ぐらい経って、マゼンダサロンに顔を出された時は、別人みたいに、顔色も良く少しがふっくらと丸くなって、ニコニコ～^ ^♪まるで、18,19歳の女の子のようにころころ笑って楽しそうでした。

仕事の量は相変わらず忙しいのだけど、彼が出来て、楽しくなったからストレスを感じなくなったそうです。驚き！「私が痩せているのを心配して、彼が『食べろ食べろ』と言ってくれるので太りました」と。

それから、お二人で成婚の挨拶に来られた時に、彼が「この歳で恋愛するなんて思わなかった！！」と呟いていたのが印象的でした。

お二人で肩を並べて帰る後ろ姿を見て、またビックリ！！彼女の方が、身長がずっと高かったのです。彼女の価値観は、収入や身長ではなかったんだな～と感心しました。


彼女の話・・・

『初めてのデートでトイレから帰ってきたら、彼が先に食事に手をつけていて「エッ！！」と思ったけど、

自分が逆に食事をする時に、彼と足並みを揃えて食事をスタートする様子を見て、彼も待つようなりました。

初めから決めつけないで落ち着いて付き合ったのが良かった』と、とても参考になるお話を頂きました。


彼女の家庭環境は厳しかったようで、きっとそういう問題も 成婚退会後、お二人で乗り越えたのだと思います。それから２年後ぐらいに「結婚しました！」とウエデイングドレスとタキシードを着た二人の写真が送られてきました。

本当に私も嬉しかったです。

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